日本の住環境を整える
日本珪藻土協会

人生100年時代はもう目の前。定年になってからの人生も長く、生涯現役の方も増えつつあるいま、
健康な身体を維持し続けることは生きてゆく上で必須の課題と言えます。
「衣食住」の「住」から健康を考える日本珪藻土協会は、健康寿命を延ばす住環境づくりを推進するため、
高機能珪藻土の普及に努めています。

日本珪藻土協会の目的

日本珪藻土協会の目的は 珪藻土の普及を通じて、人々の健康と地球環境の持続可能性を実現することを目指し、珪藻土の認知拡大や普及促進を図ります。

珪藻土の効果やメリットに関する情報発信 安心・安全な珪藻土の提供環境整備 珪藻土を取り扱っている業者の地位保証や認定制度の導入 湿度変化の激しい日本の気候風土。珪藻土を取り入れて、快適で省エネとなる知識と知恵を提供する。 多様な特性を持つ人がより活躍できる社会をつくり健康を追求していくことを目的としてます。

日本珪藻土協会が考える
住居環境の課題

現代の住居構造では、利益追求や販売競争が先行し、化学物質を多用した建築が広く行われています。同時に、多くの人々は健康を食事や運動だけで維持できると考えており、日々の生活環境の重要性を見過ごしています。一日の大半を過ごす住居環境の改善が健康に寄与することを認識していないケースも少なくありません。さらに、建築構造や空気清浄機などのテクノロジーにより住居環境を改善できると考えている人々も多くいます。


日本珪藻土協会はこれを大きな課題と捉え、健康への意識向上と居住環境の質の向上に努め、人々が安心して暮らせる環境づくりをサポートしていきます。

日本の住宅を
本質から見つめなおす

住宅の歴史を振り返ってみると、日本の気候や環境に適した形で、住居の進化や改良が重ねられてきました。竪穴住居から始まり、寝殿造のような開放的な住宅まで、様々な工夫がなされてきました。数奇屋建築や土蔵、城の天守閣など、自然素材の土や木を利用した建築物は多く、自然の恩恵を享受しながら、快適な生活空間を追求してきました。

しかし、戦後の焼け野原から復興し、急速な都市化や高度経済成長の時代に入り、住宅は本来の価値である「安全」「安心」「快適」といった基準から、「安価」「工期短縮」「利益追求」という要求にシフトしてしまったことがわかります。

この過程で、高断熱・高気密の住宅が考案されましたが、その結果、湿気による被害や「湿害」と呼ばれる問題が生じ始めました。同時に、化学物質化敏感症など、石油化学の発達に伴う健康問題も浮上しました。

近年になって、住宅の本質を見つめ直す動きが広がり、自然素材を使用する傾向が高まっています。自然素材の使用は本来当たり前のことであり、「自然素材」という言葉自体が特別視されるほど、日本の伝統や本質が再評価されつつあります。

「土と木の呼吸する家」「自然のエネルギーを活かす家」など、本来の住宅の意味を追求する技術や考え方が注目を集めています。これは、住む場所としての家の本質を大切にし、持続可能な家作りを目指す取り組みの一環と言えるでしょう。

珪藻土をつかって
期待すること

珪藻土の使用に期待される点は多岐にわたります。まず、珪藻土を使用することで空気環境を改善し、科学物質を排除し自然素材を取り入れることで安心感を得られます。


また、湿度コントロールによりカビや湿気からの健康被害を軽減させ、空気中の有害物質を吸収し清潔で快適な空間を作り出すことが期待されます。その結果、健康な居住環境を実現する一助となるでしょう。